言葉を、大切に操る

渡邉 達生

Tatsuki Watanabe

Editor

2023年

中途入社

渡邉 達生

業界未経験の中、自身の趣味であるゲームを取り扱っていたブランクエストへ興味を持ち、入社。業界未経験ながら、編集者としてターゲットに具体的に刺さる言葉遣いを意識し、書籍を中心に広告、Web記事、SEOや漫画編集など、幅広い業務に携わる。

アイデアを具現する、
編集者という仕事

元々ゲームが好きで、eスポーツ事業を扱うこの会社が目にとまりました。ゲームがきっかけで入社しましたが、携わる業務は書籍が中心。入社して初めてやらせていただいたのは、書籍の校正者さんの赤字を1つにまとめる仕事でした。
まったくの未経験からのスタートだったので、入社当初は苦労することが多かったです。編集とひと口に言っても、新聞など広告の原稿作成、アンケートをもとにしたWeb記事の企画提案と原稿のチェック、マンガの編集、SEO対策のキーワード選定など。業務の幅の広さに驚いたのを覚えています。
当時から、あらゆる業務を覚えてクオリティを保つことがいかにの大変かを毎回実感していますした。忙しい毎日のなかで、自分のアイデアや意見が企画として反映されるところにやりがいを感じています。

ターゲットの “必需” を探求する

以前、書籍の新聞広告コピーを担当したときに、「一般化しすぎて個性がない」という指摘を受けたことがあります。「普通」であることは「共感」につながりますが、そうなると興味をもたれづらいというネックがある。その絶妙な塩梅というのは、経験はもちろんですがいちばん大切なのは考え方だと思っています。弊社の会長がよく言っている、「書籍は心の必需品である」という言葉。食べることや寝ることと同じように、本は精神の必需品であるべきだということ。そうあるためには、それが自分にとって必要だと思わなければいけないんです。だから、その本の魅力的なところはどこで、誰が必要としているのか。本のターゲットは、どんな言葉を投げかけてほしいと思っていて、そのニーズを満たすためにはどんな言葉を使うのが適切か。それから、ターゲットに具体的に刺さる言葉遣いを意識するようになりました。

「マルチな編集者」を目指し、夢を叶えたい

入社して、ようやく1年ほど。まだ至らない点が多く、書籍を読んだり、社内での勉強会に参加したりと、毎日勉強することがたくさんあります。この前、コピーライティングではじめて上司から赤字が入らなかったときには、とてもうれしかったです。書籍では1冊約6万字という原稿の中で多くのことを伝えることができますが、コピーは短い文章で、訴求すべき内容を端的に言い表さなければいけません。そのときは自分でも良いものができたと感じられ、成長を感じる出来事となりました。
これからは、これまで以上に広く出版の知識と経験を積みながら、マルチな編集者を目指して一つひとつの業務に取り組んでいきたいと考えています。
取材から赤字入れ、構成、デザインまでを自分ひとりで担当できるようになりたいです。個人的な趣味でいえば、普段から読んでいるライトノベルの編集にも携わってみたいとずっと考えていましたが、最近そのチャンスが来たので楽しみです。

一日のスケジュール

9:00

出社、メールチェック、タスク管理

10:00

赤字突き合わせ

12:00

昼休憩

13:00

取材同行

15:00

赤字とりまとめ

18:00

新聞広告原稿作成

20:00

退社

休日の過ごし方

休日は基本的に家でゲームをしていることがほとんどです。この時ばかりは仕事を忘れて、12時間くらい没頭することもしばしば。対戦系やRPGなどが多く、直近3か月で遊んだゲームは、『GUILTY GEAR -STRIVE-』『League of Legends』『魔法使いの夜』などです。

多くの方と出会うことができる仕事です

この仕事では、企業経営者や、研究者や声優など著名人の方々、政策面ではデザイナーやライター、声優さんなど、普段の生活では関われないような人と多く出会います。人との出会いを楽しめる人、変化を受容することのできる人が編集職には向いていると思います。
それに、未経験でもやる気さえあれば、経験者に劣らないということは自分の経験で立証済みです。ぜひ情熱を持ってお越しください。

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「きょうのわたし」が
あしたを変える。

「圧倒的に楽しいあした」を思い描き、自らの手でキャリアを切り拓く。
やり抜く意思と挑戦心を持った方々の、熱い気持ちとご応募を心よりお待ちしております。