自分の強みを活かしてキャリアを築きながら育児と両立できる環境を求め、ブランクエストに入社。Web業界は未経験だったが、実際の業務から学習と実践を積み重ね、現在はWebディレクターとして案件全体のメンバー選定や進行管理全般を取り仕切っている。
なにごとも、まずはやってみる
以前は出版社で在宅秘書の仕事をしていましたが、子どもが産まれ、子育てと両立できる仕事を探してこの会社に入りました。 入社当初はWeb制作の専門用語がわからず、苦労することも多かったように思います。会社のカルチャーとして「聞くよりやってみよう」という風潮があるので、とにかく調べまくる毎日でした。入社1年を過ぎたころから、一連の作業工程がわかるようになり、仕事での達成感を感じられるようになりましたね。
現在は大企業から中小企業まで幅広い案件を担当させていただいており、Webサイトの制作から運用まで一括して請け負っています。いま、抱えている案件は6件前後。関わる人の数が多いため、スケジュール管理に苦労することもありますが、 案件ごとに時間をつくってスムーズに進行できるよう努めています。
何気ないひとことに、
プロジェクト成功の鍵がある
Webサイト制作においては、サイト設計から進行管理、更新、運用までを担当します。ひとつの案件ごとにプロジェクトメンバーを選定し、デザイナーやエンジニア、ライターへの連絡など、チームを統括するのがWebディレクターの仕事です。
多岐にわたる業務のなかで、いちばん達成感を感じるのは、お客さまが待ちに待ったサイトが公開されたとき。ワイヤーフレームからデザインが上がり、エンジニアとサイト内であらゆる仕様を試し、そんな紆余曲折を経て、プロジェクトメンバー一丸になって作り上げたものが公開された瞬間は、嬉しさと達成感で喜びが溢れます。
関係するすべての人が笑顔になれるWebサイトをつくるためには、キックオフのタイミングでクライアントの要望をよく聞くことが鍵だと思っています。
何気ないひとことに潜む要望に、サイト制作のヒントが隠れていると言っても過言ではありません。ささいな一言も逃さないよう、ヒアリングの時間はしっかりとるように心がけています。
「正解」をつくる覚悟で臨む
「正解はないから、やってみる」。これは私が兼ねてから信念として持っている思いです。自分の考えをチームメンバーにしっかり伝えられなければ、自分の思いとは別のものができてしまう。悩むくらいであれば、それをひとつの正解に持っていくまでが自分の仕事。自分の考えたものを形にできたときにはうれしいですし、自身の成長にもつながります。
今後の目標は、デザインの知識を身につけ、クリエイティブディレクターを目指すこと。今はデザインやコーディングの知識がないため、私ひとりでサイトを公開まで持っていけるようなディレクターを目指しています。そのため、最近はスクールに通い、ふたりの子どもが就寝する20時以降の時間を使ってオンラインで学習したり、週1回は机に向かって勉強したりしています。
一日のスケジュール
10:00
出勤、メールチェック
11:00
社内MTG、クライアントMTG
12:00
運用案件の対応
13:00
昼休憩
14:00
案件の進捗チェック、サイト修正の確認
16:00
一時退勤
17:30
家事・子どものお世話
20:00
業務再開、残タスク処理
23:00
退勤
休日の過ごし方
平日がバタバタなぶん、小学4年生の長男の野球の付き添いや、小学1年の長女の水泳の送迎など、子どもたちと関わる時間を大切にしています。それ以外にも、自分の時間としてママ友たちとのワイン会をしたりしています(笑)。
Webデザインのスクールにも通いはじめましたが、下の子も小学校へ進学して手離れしてきたので、対面での受講も増やし、スキルを伸ばしていきたいと考えています。