言葉の裏の言葉を読みとる 編集の世界に入り、さまざまなルールや方式を学ぶだけで精一杯だったころ、著名な市町村長の講演の音声起稿をまかせられたことがあります。高齢で言葉少なだったのですが、「語られた言葉を曲げず、読み手に伝わるように整える」という作業のなかで講演音声を聞き直していると、言葉の間の沈黙にも言葉がたくさん存在していて、「表面に出てこないけれど存在する言葉」がたくさんあることを感じました。編集の仕事は「言語化」ではありますが、表面化された言葉の奥にある「伝えたい言葉」を汲み取り、形にして確立させ、読み手に伝わるようにするというのが「ありたい編集の姿」です。 受容がすべての出発点 相手を受容すること。コミュニケーションや編集という仕事では、それがすべての出発点になると思います。 「言葉」と「笑い」が強さをつくる 意識しているのは、言葉にたくさん触れること。あとは、たくさん笑うこと。そうするとものごとを前向きに考えられるし、ピンチの局面にも強くなる気がします。 projects プロジェクト紹介(一部) プロジェクト紹介は準備中です。 other member その他のメンバー Kasumi Tsuchiya Creative Director index